「なぜこの査定額なの?」「他の店と金額が違うのはなぜ?」
スマホを売却する際、多くの人が査定額の決まり方に疑問を持ちます。同じ機種でも業者によって数千円〜数万円の差が出ることもあり、何が査定額を左右しているのか分からないという声をよく聞きます。
この記事では、買取のプロが実際にチェックしている査定基準を完全公開します。これを知れば、高額査定を引き出すコツが見えてきます。
スマホ買取査定の基本構造
査定額は以下の計算式で決まります。
最終査定額 = 基準買取価格 × 状態係数 - 減額項目 + 加算項目基準買取価格とは
機種、容量、カラーごとに設定されたベースとなる価格です。市場相場や需要に基づいて日々変動します。
- 新型モデル:高め
- 人気機種:高め
- 不人気・古いモデル:低め
状態係数とは
本体の外観や動作状態によって掛け合わせる倍率です。
- S(新品同様): 1.0〜1.1倍
- A(美品): 0.95〜1.0倍
- B(良品): 0.85〜0.95倍
- C(傷あり): 0.65〜0.85倍
- D(ジャンク): 0.3〜0.6倍
減額・加算項目
細かな要素で増減します。
- SIMロック解除:+5,000〜10,000円
- 箱あり:+2,000〜5,000円
- ネットワーク制限△:-5,000〜10,000円
- バッテリー劣化:-3,000〜8,000円
【重要度★★★】査定を大きく左右する5大要素
1. 機種・モデル【最重要】
何よりもまず、機種で大枠が決まります。
高額査定が期待できる機種
- iPhone Pro/Pro Maxシリーズ: 最上位モデル
- iPhone通常モデル: 安定した需要
- Google Pixel上位モデル: 近年人気上昇
- Galaxy Sシリーズ: Android最高峰
- Xperia 1/5シリーズ: 国内人気が高い
査定が厳しくなる機種
- 海外メーカーのマイナー機種
- キャリア専売の特殊モデル
- 3年以上前の廉価版モデル
- 販売台数の少ないモデル
💡 ポイント: iPhoneは発売から3年経っても需要があり、リセールバリューが圧倒的に高いです。
2. ストレージ容量【査定額の差:大】
容量が大きいほど高値です。
| 容量 | 需要 | 価格差 |
|---|---|---|
| 512GB〜1TB | 少数派だが高単価 | 最高価格 |
| 256GB | 最も人気が高い | 基準+15,000〜30,000円 |
| 128GB | バランス型で需要大 | 基準価格 |
| 64GB以下 | 容量不足と見られがち | 基準-10,000〜20,000円 |
実例:iPhone 14の場合
- 128GB:65,000円
- 256GB:80,000円(+15,000円)
- 512GB:95,000円(+30,000円)
容量による価格差は機種代金の差より小さいため、大容量モデルは相対的にお得に売れます。
3. 外観の状態【査定額の差:大〜中】
第一印象が査定額を大きく左右します。
ランク別の詳細基準
Sランク(新品同様):基準価格の100〜110%
- 傷・擦れが全くない
- 使用感がない
- 保護フィルム・ケース常用が明らか
- 付属品完備・未使用
Aランク(美品):基準価格の95〜100%
- 通常使用による微細な擦れ程度
- 光に当てると分かる程度の小傷
- 画面は無傷
- 角の擦れなし
Bランク(良品):基準価格の85〜95%
- 目視で分かる小傷あり
- 角に擦れや小さな打痕
- 背面に浅い擦り傷
- 画面は無傷またはごく軽微
Cランク(傷あり):基準価格の65〜85%
- 目立つ傷や擦れが複数
- 角の打痕が明確
- 塗装剥げあり
- 画面に小傷(動作に影響なし)
Dランク(ジャンク):基準価格の30〜60%
- 画面割れ
- 深い傷や凹み
- 塗装の大幅剥離
- 動作不良
4. 動作・機能の正常性【査定額の差:大】
全ての機能が正常に動作することが前提です。
チェックされる項目
- ✅ 画面表示: タッチ感度、色ムラ、ドット抜け
- ✅ カメラ: ピント、手ブレ補正、フラッシュ
- ✅ 通話: マイク、スピーカー、受話口
- ✅ 充電: 充電速度、接触不良、ワイヤレス充電
- ✅ 通信: Wi-Fi、Bluetooth、GPS、モバイル通信
- ✅ センサー: 指紋認証、顔認証、加速度センサー
- ✅ ボタン: 電源、音量、ホームボタン(該当機種)
- ✅ バイブレーション: 振動機能
一つでも不具合があれば大幅減額となります。
- カメラ不良:-5,000〜15,000円
- 充電不良:-8,000〜20,000円
- タッチ不良:-10,000〜30,000円
- 指紋/顔認証不良:-3,000〜8,000円
5. ネットワーク利用制限【査定額の差:大】
これは絶対に確認される項目です。
判定の種類と影響
○(マル): 問題なし
- 減額なし
- 全てのキャリアで使用可能
- 最も需要が高い
△(サンカク): 割賦支払い中
- 5,000〜15,000円減額
- 将来×になるリスクあり
- 業者によっては買取拒否
×(バツ): 利用制限中(赤ロム)
- 30,000〜50,000円減額
- または買取価格70〜90%ダウン
- Wi-Fi専用端末として扱われる
- 買取不可の業者も多い
-(バー): SIMフリー版
- 減額なし
- キャリア版○と同等
確認方法: 各キャリアの公式サイトでIMEI番号を入力すれば、誰でも無料で確認できます。
【重要度★★】査定額を左右する5つの要素
6. SIMロック状態【査定額の差:中】
SIMフリー化されているかどうかで需要が大きく変わります。
SIMロック解除済み
- 加算:5,000〜10,000円
- どのキャリアでも使用可能
- 中古市場での需要が高い
- 格安SIMユーザーに人気
SIMロック未解除
- 基準価格またはやや減額
- キャリアが限定される
- 需要がやや限定的
💡 売却前に必ずSIMロック解除を!
各キャリアのマイページから無料で手続きできます。5分の作業で数千円〜1万円査定額が上がるなら、やらない理由はありません。
7. バッテリーの状態【査定額の差:中】
スマホの心臓部とも言えるバッテリーの健康状態は重視されます。
iPhoneの場合
「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」で確認可能。
- 90%以上: 減額なし
- 85〜89%: 減額なしまたは軽微
- 80〜84%: 2,000〜5,000円減額
- 75〜79%: 5,000〜8,000円減額
- 74%以下: 8,000〜15,000円減額
Androidの場合
確認方法が機種によって異なりますが、同様に評価されます。
注意点: バッテリー交換してから売る場合、交換費用と査定額アップを比較しましょう。iPhoneの正規バッテリー交換は約10,000円かかるため、交換せずに売る方が得なことも多いです。
8. 付属品の有無【査定額の差:中〜小】
揃っていれば査定額アップの可能性があります。
査定への影響
| 項目 | 加算額 |
|---|---|
| 箱(外箱) | +2,000〜5,000円 |
| 充電器・ケーブル(未使用) | +1,000〜3,000円 |
| 充電器・ケーブル(使用済み) | +500〜1,500円 |
| イヤホン(未使用) | +1,000〜2,000円 |
| 説明書・SIMピン等 | +300〜1,000円 |
| 完品(全て揃っている) | +3,000〜8,000円 |
特に箱の有無は重要です。箱があると「大切に使っていた」という印象を与え、査定員の評価が上がります。
9. カラー【査定額の差:小】
意外かもしれませんが、カラーも査定に影響します。
人気カラー(プラス査定またはそのまま)
- ブラック系
- ホワイト系
- シルバー
- スペースグレイ
普通のカラー(影響なし)
- ゴールド
- ローズゴールド
- ブルー
不人気カラー(若干マイナス)
- イエロー
- パープル
- 限定色(需要が読めない)
価格差は1,000〜3,000円程度なので、大きな影響はありませんが、覚えておくと良いでしょう。
10. 購入時期・使用期間【査定額の差:小】
新しいほど有利ですが、状態が良ければ使用期間は大きな問題になりません。
- 購入後6ヶ月以内:プラス評価
- 購入後1年以内:標準
- 購入後2年以上:やや減点
- 購入後3年以上:減点(機種による)
ただし、外観と動作が良好なら使用期間の影響は限定的です。
業者によって査定額が変わる理由
同じスマホでも業者によって数千円〜数万円の差が出ることがあります。
理由1:再販ルートの違い
- 国内再販メイン: 人気機種・新しいモデルが高値
- 海外輸出ルート: 古いモデルでも比較的高値
- パーツ販売: ジャンク品に強い
理由2:在庫状況
- 在庫不足の機種:高値で買取
- 在庫過多の機種:査定額ダウン
- 決算期・キャンペーン期:高値買取
理由3:査定基準の厳しさ
- 厳しい業者:外観の小傷でも減額
- 緩い業者:多少の傷はスルー
だから複数業者で査定が必須なのです。
査定でチェックされる細かいポイント
プロの査定員が必ず確認する見落としがちなポイントをご紹介します。
✅ 画面の詳細チェック
- 保護フィルムを剥がして確認
- 光に当てて細かい擦り傷をチェック
- タッチ感度の全面確認
- 画面の色ムラ、焼き付き
✅ フレーム・側面
- 充電口の状態(摩耗、変形)
- スピーカーグリルの汚れ
- SIMトレイの傷
- 各ボタンの感触
✅ 背面
- カメラレンズの傷
- Apple Logoの状態(iPhone)
- 背面ガラスの小傷
- 角の打痕
✅ 内部チェック(データ)
- アクティベーションロック解除確認
- 初期化の完了確認
- iCloudからのサインアウト確認
✅ 水濡れ確認
- 内部の水濡れインジケーター
- 充電口の腐食
- SIMトレイの水濡れ痕
これらを事前にセルフチェックしておけば、査定時の減額を最小限に抑えられます。
高額査定を引き出すための実践チェックリスト
査定前に確認しておきたい項目をまとめました。
📋 事前準備編
- データのバックアップ完了
- 工場出荷状態に初期化
- iCloudサインアウト(iPhone)
- 「iPhoneを探す」オフ(iPhone)
- SIMカード・SDカード取り出し
- SIMロック解除手続き完了
📋 本体メンテナンス編
- 画面を専用クリーナーで清掃
- 充電口・スピーカーのホコリ除去
- カメラレンズの汚れ除去
- 背面の指紋・汚れ除去
- 保護フィルム・ケースを外す
📋 付属品準備編
- 箱の用意
- 充電器・ケーブル
- イヤホン(付属していた場合)
- 説明書・SIMピン
- 購入時のレシート(あれば)
📋 査定前確認編
- ネットワーク利用制限を確認
- IMEIをメモ
- バッテリー状態をスクショ
- 複数業者に査定依頼
- キャンペーン情報をチェック
おすすめのスマホ買取業者
査定基準が明確で信頼できる業者をご紹介します。
📱 スマホ・携帯買取なら高額買取のダイワンテレコム
査定基準が明確で、減額理由もしっかり説明してくれる信頼性の高い業者です。
おすすめポイント:
- 透明性の高い査定基準
- 豊富な買取実績
- 宅配買取で全国対応
- プロの査定員による正確な評価
🏪 スマホ・iPhone買取なら【ノジマのスマホ買取】
大手家電量販店が運営する安心のサービス。店頭で直接質問できるのが魅力です。
おすすめポイント:
- 査定ポイントを直接確認できる
- その場で疑問を解消
- 大手企業の信頼性
- 初心者にも優しい対応
⚡ スマホ買取のモバゾウ
オンライン査定が充実しており、事前にある程度の査定額が分かります。
おすすめポイント:
- 事前にオンライン査定可能
- スピーディーな対応
- 定期的なキャンペーン
- 査定から入金まで迅速
スマホ・iPhone・iPad・Androidなどの高価買取サービス【モバゾウ】
まとめ:査定基準を知れば高額売却が実現できる
スマホ買取の査定は複雑に見えて実はシンプルです。この記事でご紹介した基準を理解し、事前準備をしっかり行えば、高額査定を引き出せます。
最重要ポイントのおさらい:
- 機種・容量・状態が三大要素
- SIMロック解除で確実に査定額アップ
- 付属品を揃えるだけで数千円プラス
- 複数業者で比較が絶対条件
- 清掃と初期化は必須
特に**「SIMロック解除」「付属品」「複数査定」の3つ**は、誰でもすぐに実践できて効果が高い方法です。
査定基準を理解したあなたなら、もう査定額に納得できないことはありません。ぜひこの知識を活用して、満足のいく価格でスマホを売却してください。
今回ご紹介した「ダイワンテレコム」「ノジマのスマホ買取」「モバゾウ」は、いずれも査定基準が明確で信頼できる業者です。
🔍 査定基準を理解したら、今すぐ査定へ! 知識を武器に、最高額での売却を実現しましょう。



